2021年3月16日放送 - い:伊香保温泉 日本の名湯


この札はその詠みの通り、伊香保温泉を表した札です。

 

伊香保に温泉が見つかったのは今から1300年以上も前の事で、万葉集にも『伊香保』の地名が出てくるほど長い歴史を持っています。

また戦国時代には長篠の戦いで負傷した武田軍の兵隊の療養場所として、武田勝頼が当時上州を支配していた真田昌幸に命じて温泉を整備させたそうで。現在シンボルとなっている石段もこの時にできたと言われています。

 

 

さて、上毛かるたで「い」の札を紹介する時に、語らずにはいられないのが『なぜ「い」の読札は赤いのか?』です。皆さんはご存知でしょうか?

 

これは上毛かるたが作られた1947年、戦後の荒廃していた日本に元気を取り戻す為、その活力を群馬県から率先して発信していきたいという上毛かるたの作者たちの強い思いがあって最初の文字である「い」を赤く染めました。

 

それから74年。現在日本は新型コロナウィルスの感染拡大により、お世辞にも元気がある状況とは言えません。でも、こんな時こそ「い」の札が示している通り、県民が率先して日本に元気を伝えたいですね。

 

ちなみに「い」の札の他に、「ら」の読札も赤く染められています。この理由は皆さんご存知ですか? その答えは・・・また後日お話しいたします。