2021年4月6日放送 - お:太田金山子育呑龍


この札は太田市にあるお寺:大光院の住職であった呑龍上人(どんりゅうしょうにん)を詠んだ札です。

この『呑龍上人』という人物、皆さんはご存知でしょうか?

 

そもそもこの大光院は1613(慶長18)に徳川家康が自分の先祖を祀る為に創建したのですが、この寺の初代住職として江戸から迎えられたのが呑龍上人です。

 

しかし時は大坂の陣の真っただ中。戦や天災の影響で人々は食糧不足に苦しみ、子供を手放したり殺したりする親が後を絶たなかったのですが、そういった子供たちを呑龍上人は自分の弟子として預かり大光院で育てました。

この話が全国に伝わっていき、呑龍上人は『子育て呑龍さま』と呼ばれて多くの方に親しまれるようになった訳です。

 

その呑龍上人の言葉にこんなものがあるのでご紹介いたします。

 

『己に執せず 他を活かして 共に生き 共に栄える道を求める』

 

“自分ひとりが良ければよいという考えではなく、自らも幸せになると同時に周りの人々をも幸せにして一緒に繁栄していくことを考えなさい”という意味です。

新型コロナウィルスで大変な世の中だからこそ、心の中に入れておきたい言葉です。

 

またこの金山は緑が豊かで、ハイキングコースとしても人気があります。

もうすぐゴールデンウィーク。是非この機会に金山の自然に触れてみてはいかがでしょうか?