※2021年3月よりまえばしCityエフエムの情報番組『M-wave Evening Express』(84.5MHz)にて、KING OF JMK代表理事:渡邉 俊プレゼンツ『「上毛かるた」はカタル』放送中!
以下の絵札をクリックすると、番組内で各札を紹介した原稿を見る事ができます!
中仙道は江戸時代初期に整備された五街道の1つで、東海道と共に江戸と京都を結ぶ重要な街道でした。
当時安中宿から松井田宿の間に700本以上の杉が植えられました。その後数は減ってしまっていますが、今では杉並木の保護を目的に国の天然記念物に指定されています。
安政条約で日本が開港した後、生糸は一躍輸出品の花形となりました。明治政府は製糸技術改良のため仏人ブリュナーを技師として招き、富岡に仏国風の器械製糸工場(富岡製糸場)を建て、日本の製糸業の基礎を置きました。
煉瓦造の建物は現存しており、平成26年に世界遺産として登録されています。
講談や芝居で有名な塩原太助は江戸時代中期に現在のみなかみ町の農家で生まれました。
単身江戸に出て神田佐久間町の薪炭商山口屋の下男となり、勤勉で店を構え、勤倹節約で大きな財産を作りました。公共のためにもよく尽し、榛名神社に今も献灯が残っています。
下仁田は妙義山や荒船山などに囲まれた土地ですが、水はけの良い傾斜地を利用してこんにゃく芋が生産されています。現在群馬県のこんにゃくの生産量は日本一となっています。
また下仁田の環境はねぎの生産にも適しており、甘味のある下仁田ねぎは江戸時代では「殿様ねぎ」と言われる高級品でした。
上毛三山の1つの榛名山は、内輪山の榛名富士や榛名湖をはじめ、伊香保温泉を有する観光地としても知られています。
昔から山は神の宿る聖地とされていましたが、大正13年に榛名湖を含む山頂一帯が県立公園に指定され、県民の憩いの場所となりました。