※2021年3月よりまえばしCityエフエムの情報番組『M-wave Evening Express』(84.5MHz)にて、KING OF JMK代表理事:渡邉 俊プレゼンツ『「上毛かるた」はカタル』放送中!
以下の絵札をクリックすると、番組内で各札を紹介した原稿を見る事ができます!
吹割の滝は、利根川の支流片品川に沿いにあります。
昭和11年に「吹割渓および吹割瀑」という名で国の天然記念物及び名勝に指定されています。
渓谷の美しさは言うまでもなく、歌人である若山牧水もこの地を訪れて讃えています。
群馬県の人口を詠んだ札です。
上毛かるたが作られた昭和22年当時、群馬県内の人口は約160万人でした。その為当初は「力あわせる百六十万」でしたが、人口増加に伴い十万ずつ改め、現在は二百万となっています。
上毛かるたが作られた時代は敗戦が色濃く残っていましたが、年齢や性別を問わず、助け合いと協力によって心を一つにしてほしいと願った札です。
群馬県の形を詠んだものであり、上毛かるたを代表する札でもあります。上毛かるた競技では、同点の場合は「つ」を持つ側が勝ちというルールになっています。
群馬県は明治9年に現在のつる舞う形になりました。
また戦後の悲しみに負けず、夢と希望を持って鶴のように羽ばたいてほしいという思いも込められています。
杉木茂左衛門は、江戸時代に領主真田伊賀守の悪政に泣く民衆を救おうと、一身を犠牲にして将軍に直訴した人物です。
その結果、領主は領地を取り上げられて処分されましたが、当時直訴は処罰の対象であり、茂左衛門も妻子と共にはりつけの刑に処されました。
利根郡みなかみ町にある千日堂には茂左衛門が祭られており、今もなお参詣人が絶えません。
流程160kmを誇る利根川は関東一の大河であり、昔から「坂東太郎」と呼ばれています。
新潟との県境にある大水上山からしたたる水が、赤谷・薄根・片品・吾妻・碓氷・烏・鏑・神流・渡良瀬の諸支流をあわせて大河となり、関東平野を横ぎって流れています。